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  • 執筆者の写真CRZKNY

記事を書こうにも...

「あ、この感じ、記事にするよりも曲にした方がいいな」的に、慣れ親しんだ楽な方に逃げがち生活を送っていたら、なんの記事もアップせず、もちろんDKMVの動画も配信せず、2月も、もう半ば。。。


記事読みましたよとか、良かったです的な感想ももちろん人と会わないのですることもなく。いや、人と会っても言われたことはないんですが。そういえば17さんとのラジオの収録すらしてない。。


やっていることといえば、アルバムの曲作りばかり。。。。


いや、アーティストとしては問題ないと思うんですが、メディア立ち上げておいて何も動かさないのが一月くらいあるとさすがにいけないなと反省。


明日、今月のアルバムリリースインフォ的な記事も出すんですが、それはさておき、久しぶりに『悪魔を見た』を観直しました。


『悪魔を見た』、皆さんご存知でしょうか。


今から10年ほど前の韓国映画なんですが、捜査官と連続殺人鬼が壮絶すぎるほど最悪にぶつかり合う超ハードコア暴力復讐映画です。演じるのは韓国映画界のスター、イ・ビョンホンとチェ・ミンシク。


『親切なクムジャさん』でも最低殺人鬼役が光りすぎていたチェ・ミンシクですが、イ・ビョンホン相手でも全く引けを取らないというか完全に主役を食った徹底的な悪の権化みたいなキャラで非道の限りを尽くす映画、それが『悪魔を見た』。


脚本はこれが商業デビューとなるパク・フンジョン。今や『新しき世界』や『V.I.P』『The Witch / 魔女』とかハードコアな内容で大ヒットを飛ばす監督ですが、初の脚本ですでにこれ以上はないくらいの酷い出来事しか起きないストーリーが、ヤバいです。


久々観終わって、やっぱりチェ・ミンシクの凄まじさに圧倒されました。韓国映画はバイオレンス描写が容赦ないものが多いし、色んな凶悪犯たちが出てきますが、ちょっと『悪魔を見た』のミンシク演じるギョンチョルは群を抜いて、負の生命力の権化みたいな圧倒的な『悪』、個人的には悪役アワード第一位です。

時々デ・ニーロにも見えてきます(発信機を取り出した後のサングラスかけるシーンなど)。


対するイ・ビョンホンは一応被害者なんですが、けっこう前半から事態を悪化させ被害者を増やすだけの自分勝手なキャラなので全く感情移入出来ないと思います。


幾多の韓国映画の中でも群を抜いて後味が悪く、復讐してやったぜ的なカタルシスも皆無。


全く万人にお勧めできませんが、鬱々とした気持ちになってる時にはピッタリかもしれないので(毒が裏返る的発想で)、まだ観たことないよーという方はモノは試しにご覧になってみてはいかがでしょうか。


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