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  • 執筆者の写真CRZKNY

LIVE・BEAT・意識・視点について

まずは宣伝を。

10月31日(土)日本時間の19時から、マレーシアの『Metropolis Social Club』MIX CLOUDチャンネルで、CRZKNYのライブ動画を配信します。今回のライブはコロナ禍に入った直後くらいのライブセットってことで、今後はこのテイストのライブはやらないと思うので、じゃあ悪い先を急ごうかって感じです。みなさん、是非聴いて供養してください☺️


で、今回の本題なんですが、今回コロナ禍になって音へのフォーカスするポイントが今までとは明らかに変わったなっていう話を少々。


今までも一貫してCRZKNYのライブはBeatを主体として世界を構築していたんですが、今までのBeatが「ハンマーや鉄パイプでフルスイングで滅多打ちする」だとしたら、先日のライブは「バールの先端を背中に叩き込む」感覚というか。ちなみに今まで一番痛そうなバールを振り回す映画はVシネで観た『実録・安藤昇侠道伝 烈火』の駐車場のシーンです。物騒ですね。


で、これは別にスピリチュアルな話でもなんでもなく、直感的な話なんですが、今までも何度か意識・視点のスライドを感じたことはあって、直近だと3〜4年ほど前にサードアルバムの『MERIDIAN』をリリースする前後に、肌で感じれるくらいの意識や視点のスライドがありました。


私は所謂「わかりやすい」ものが好きなんですが、わかりやすい=無難とか日和見、ってことではなくて。シンプルに、やりたいことをそのまま出す、っていうのが私の中では「わかりやすい」って認識なんです。人の目や意見や何やらを無視して、やりたいようにやる、っていう行為。


それが『MERIDIAN』の頃だったらわかりやすく極低音という形だったわけです。


そして、今回のフォーカスのポイントは、Beatと時間の流れ、って部分でした。コロナ禍になりライブがほぼ無くなったことで、自宅で思う存分脳内妄想を暴走させ続けてひたすら曲を作り続けた結果、歪に音を進化させることに成功したわけです。まぁ、、、結果的に、なんですけど。。。。


「ANANT KAAL」でのライブセットは、時期的にちょうどDKMVの立ち上げと『暴力街』のリリースとかが重なったこともあって久々9割方新曲のみのライブセットになったんですが、脳内妄想爆発のおかげ?で、今までのライブとは鳴り方が完全に違った、「バールの先端を背中に叩き込む」ような世界観が作れました。妄想万歳。


「ANANT KAAL」にお越しになった方はなんとなくわかっていただける話なんじゃないかと思うんですが、ほとんどの方は「こいつ何言ってるんだ」って話ですよね。私ならそう思います。なので、ピンと来ない方は、今後のDKMVでのリリース音源を聴いていただければなんとなく、ぼんやりと、言っていることが伝わるんじゃないかな?と思います。もちろん、お近くの方やタイミング合う方は、よかったら今後の現場に来てライブで体感していただければ。


そして再び宣伝なんですが、『MERIDIAN』から『暴力街』へと続く道のりで描いた景色を観れる最後のチャンスが、今回の『Metropolis Social Club』のライブ配信だと思うので、上記した部分にも注目していただけると、より深く楽しんでいただけるのかなと。


いつだって過ぎ去った時間はノスタルジックに感じるものですが、その皮ひん剥いて剥き出しの暴力で今回のライブ配信も演ってますので、CRZKNYの遍歴を知ってくださっている皆様も、初めてCRZKNYの音に触れる方も、楽しんでいただけたら。


コロナ禍で、現場でお会いすることのハードルが日々高くなってきていますが、いつかまたみなさんに現場でお会いできればと願っています。


まぁ、会えたとして、ライブを演るかどうかは、その日の運次第ですが…☺️

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