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  • 執筆者の写真CRZKNY

dog on death 4月14日に101曲で完結します。

更新日:2022年4月14日



4月14日に101曲目で完結します。


 

犬がテーマだったので、犬といえば101。


動物リベンジ物として、101匹の死んだ犬たちが捨てた飼い主や動物虐待するやつらを噛み殺しその断末魔が響き渡る街を想像して、いいなぁと思って。


 

ところで、ここ6~7年くらい頭の中で妄想してる偽の歴史がありまして。


”もしも90年代に自分が聴いていたテクノがシカゴゲットーハウスの終焉とリンクして、現行世界とは違う並行世界で、サウンドが変化していったらこういう音だよなぁ”、っていうのをテクノサイドからの目線で妄想していて。


2016年以降延々とCRZKNYで作っていたのはその妄想というか自分の頭の中の偽歴史に基づいた認識が元になってて、その集大成が、去年出したDKMVの12枚のアルバムだったんですが、返ってきたのは単純にいうと「わけわかんないし意味がわからない」って声だけで。あとは空気のようにスルーって感じで。


これは、勘違いされちゃうと恥ずかしすぎるので最初に断っておくんですが、わかってほしいとか理解してほしいとかそういうのは本当にどうでもいいんですけど、わからない=無かったことにされる文化?みたいのあるじゃないですか。それはなんかやだし困るなーってなんとなく年末にぼーっとしながら考えていて。


 

で、じゃあその頭の中の妄想の偽歴史の進化の過程をカタログとしてリリースしたらいいんじゃない?っていうのを思いついて、dog on deathシリーズの準備に年末年始取りかかりました。


過去の音から始まって現在にたどり着くけど、現在の音とは微妙に違うパラレルワールドの音。


今の俺が過去に戻るけれど、過去の音は今の俺が作って、本来終点となるDKMVのサウンドは今この企画を始める時点では少しだけ過去の音で、終着点が微妙に違ってくる、あり得たかもしれない音、そうなればいいなって音。


要は、雑なテネット的挟撃作戦の企画を思いつき、実行してみました。


 

というわけですごく大雑把なんですけど、頭からケツまで流れは最初から決まっていて


dog-001から030までは94年~96年くらいまで

dog-031から060までは97年~00年くらいまで

dog-061から090までは01年~15年くらいまで

dog-091から101までは16年~22年まで


という過去から現在に繋がるように制作していきました。


dog-001~056くらいまでの昔っぽい雰囲気のサウンド制作方法については、詳しくは別記事作ったのでそちらを読んでいただくとして、なんで90年代のテクノから始めたの?って言われたら、一番影響受けててかっこいいからっていうのと、前述の通りあくまで今回は個人的なテクノサイドからの視点で作るっていうのがベースにあったので、原点はその時代のテクノだったから、というのが理由です。最初から流れを決めてた分、だいぶ自分的には端折らず丁寧に、順を追って作れたかなと。

061から090までで一気に15年も経ってるのは、実際に自分がその頃からテクノをほとんど聴かなくなったからで、聴いてなかったのに聴いてたフリとか恥ずかしいじゃないですか。あと、11年から16年くらいまでは制作も聴くのも90%以上ジュークフットワークに傾倒してたからっていう理由です。


80番台辺りくらいからはグッとジュークフットワーク要素が増えては来るんですが、自分が実際にその当時作ってた曲の焼き直しじゃつまんないので、ここも、ifの世界線でのサウンドの進化の過程を妄想して作りました。


 

これ書いてる時点(4月8日)でdog-095が完成したところなんで、現行世界のCRZKNYの作品群、MERIDIANの3枚目とかCURSE EPのテックジュークって形でリリースしたサウンドの世界観と少しだけリンクさせながら、並行世界的なサウンドの変化を曲にしてみました。


残り6曲、dog-095から101の曲については、本来ゴールになるべきだったDKMVのアルバムの世界線とはちょっとだけ違う『if』の世界線をアウトプットしつつ、最終的に通して聴いたら「あ、CRZKNYの音ってこいつの脳内ではこういう進化だったのね」っていうのが聴く人にも納得してもらえる?感じになるんじゃないかなと。そんな予定です。


自分で言うのもなんですけど、


親切じゃないですか?


すごく親切だなーって。


優しいですよね。私。

 

あと、今までCRZKNY名義でもテクノをかなり作ってるんですが、何故か、なかなかテクノ方面の人にはスルーされてて、じゃあさすがに100曲カタログ的にあればスルーはされないだろうっていうのもあって。レーベルのカタログとして101曲、EPでも30枚弱出してるレーベル、ってことなら、そこそこじゃないかなと。まぁ、、気付いたからなんだって話ですけど。。。


実際は、嘘っていうか、妄想を形にしただけですし。


 

とはいえ、サイドプロジェクトにあんまり時間かけるのもあれなんで3ヶ月ちょいかけて一気にやってみたんですが、やってみて思ったのは、例えば100日連続でジュークフットワーク作るとかより、はるかにめんどくせーってことでした。毎日テクノ1曲作るとか、やっぱりまだまだ新参者なので、2時間くらいはどうしてもかかったのが大変でした☺️💦


一番辛かったのは、メインのCRZKNYの曲も並行して作らなきゃいけなかったんで、それプラスのサイドプロジェクトで通常より時間が削られて、読みたい漫画や小説、配信の観たい映画やドラマをちょっとだけ我慢しなきゃいけないのが辛く苦しかったですね。。。。

 

というわけで、


101日めんどくさいなとは若干思いつつも、とりあえず毎日やってみたら結果としてふつーに楽しい内容になったんで、よかったら聴いてくれたらー。


つっても、聴かねーやつは何したって聴かねーんだろうし無視し続けるだろーけど


IDONTGIVEAFUCK

DONTKILLMYVIBE


精神で今後もやってきます。



 


制作方法についての記事は


プロジェクト完了の4月14日にアップしようと思います。


あと、101曲分のサンプルパックも作ったので4月15日に販売開始します。

ではまた☺️🐕🐕🐕🐕🐕🐕🐕🐕🐕🐕...............

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